八、高橋家族舊藏 1 高橋家コレクション   東京の財閥家に生まれた高橋將二郎（1894-1969）は1932年に満洲に赴任しました。1934年、満洲國が設立された後、彼の家族も中國に移住しました。高橋氏は中國滯在中に病院の建設や大量の醫薬品の配送に多大なる貢獻と支援をした実績により満洲國赤十字社から勲章が授與されています。   高橋氏家族による美術品収集への関心に影響を受けて、中國での餘裕ある時間においては、高橋氏は多くの地元の紳士と友達となり交流する中で骨董品や珍しい寶物を鑑賞し、コレクション作品を交換したり、民間業社から骨董品の書畫文物を購入しました。 高橋氏は康德皇帝（愛新覚溥儀）の元を何度も訪れて寶物を贈呈すると同時に、當時の満洲國國務院首相であった鄭孝輔氏と親しく交流していたので、高橋氏は書畫文物を何度も贈呈される機會を得ました。   1944年（康德10年）、満洲國創立10周年記念に參加した翌月に高橋將二郎氏は親族所有の數々のコレ クション、満州國政府と仲間の日本人將校からの送られた作品を持って日本に帰國しました。
 高橋家族舊藏 
高橋將次郎（1894—1969）, 生於東京財閥家族，1932年到滿洲里赴任，1934年偽滿洲國成立後，其家眷也一同到中國生活，同年5月，獲大滿洲國建國功勞勳章。在華期間，因其多次多次贊助醫院新建與大批醫療物資輸送，高橋獲得滿洲國赤十字社勳章。   受家族收藏趣味的影響，在華期間，高橋先生閒暇時結交大批當地士紳品鑒古董奇珍，交流收藏，也經常到民間購買古玩字畫。高橋先生曾多次覲見康德皇帝（愛新覺羅·溥儀）敬獻珍寶，同時與時任滿洲國國務院總理鄭孝胥交好，鄭孝胥多次將自己的書法作品贈送給高橋。   1944年（康德十年），在參加完偽滿洲國建國十周年紀念活動後，次月，高橋將次郎攜親眷及其大量收藏返日，藏品包涵了高橋舊藏、偽滿洲國政府贈與，及其他日本軍官同好贈送。